刈払機 ギアケース オーバーホール
久しぶりの更新です。
今回もギアケースネタです。中古品でもいいお値段します。新品だと1万円超え。ベアリングだけで済めば¥1,500円前後で再生できます。
頂き物で汚れてた丸山の古いギアケースです。予備用にオーバーホールしたいと思います。
パイプ径24mm・シャフト7mm7山
いきなり分解画像で、洗浄済みです。

造りがシッカリしています。最近のギアケースより、大きめのベアリングが使われていて、シャフト側はベアリング2個仕様です。べベルギアも大きめですね。
刈刃側の穴から覗くと、奥のベアリングの入る部分に丸山のロゴが刻印されています。

ベアリングは、シャフト側が609(オープン)と609Z(片シールド)ですが、手持ちに609ZZ(両シールド)しか無いので、ひとつは両シールド外し、ひとつは片シールド外しで使います。

刈刃側は608(オープン)と6001LLU(両側ゴムシールド接触タイプ)を使います。
元々付いていた刈刃側の6001はオープンタイプで、ケースの一番外側にはオイルシールが付いていたのですが、今回はゴムシールド接触タイプのベアリングを使うので、オイルシールを付けず組み上げます。ちなみに自分はNTNベアリング派です。
シャフト側 刈刃側


組み立てには、ウレアグリスを使います。
まずは、シャフト側べベルギアに609オープンベアリングを組みます。サイズの合うソケット等を使って、ベアリングのインナーレースを軽く叩いて入れます。

今回はベアリングにグリスが注入済みですが、入ってない場合はここでグリスを注入します。
次に、グリスを注入した609Zの、シールド側をシャフト側(外側)の向きで、同じくインナーレースを軽く叩いて入れます。そしてスナップリングで固定。


次に、刈刃側の軸へ6001LLUを打ち込んでいきます。サイズの合うソケット等を使ってインナーレースを叩いて入れます。軸の反対側は傷が付かないようにアルミのカラーを当てています。ベアリングが入ったら、スぺーサーカラーも打ち込んでおきます。



次に、軸のスプラインにグリスを塗って、べベルギアの向きを間違わないよう挿入して、608を打ち込みます。これもインナーレースを叩きます。そしてグリス注入。

ケースに組み込んでいきましょう。まず、ケースのベアリングが入る部分に、薄くグリスを塗っておきます。先ほど組んだ刈刃側のべベルギアにグリスをたっぷりつけます。ケースをガスバーナーで軽くあぶったら、刈刃側の軸一式をケースに差し込みます。6001LLUのアウターレースの部分をサイズの合うソケット等を使い、叩いて入れてスナップリングで固定。

次に、シャフト側のべベルギアを入れる前に、グリス注入口からグリスを入れます。中を覗いてたっぷり入ったことを確認して、シャフト側のべベルギアを挿入しスナップリングで固定。


これで完成です。

刈払機に取り付けて刈刃を付け、高回転まで回してみましたが、良好です。
強固な造りなので、ナイロンカッターとかに使っても大丈夫そうですね。